恵比寿・割烹明美

羽生結弦選手に国民栄誉賞授与へ
偉業を喜ぶゆずるの追っかけファン
五輪ツアーは4日間で90万円なり
はしゃぐ妻たちとおびえる夫たち。


さて、恵比寿の和食「割烹明美」である。
名前からして暖簾に引き戸があるような
和食屋さんのたたずまいを想像していた。
これで割烹とは恵比寿はやはりカオスだ。



白い壁明るい照明広いオープンキッチン
開店から数か月店はまだ新しくてきれい。
五叉路の辺りは恵比寿でも一番の激戦区
ほかに客が誰もいなくて少し心配になる。


チンピラほか前菜盛り合わせ
チンピラはチンジャオロースのきんぴら
ネーミングも愉快なメニューがそろう


サラダ盛り合わせ
グリーンサラダと
ポテサラに温玉が秀逸


昨夏以来久しぶり恵比寿会の例会である。
早いものでこの会も8回目になるそうだ。
会員のH山さんがひとりでフラリと入り
カウンターでいただいたら美味しかったと。


料理長は「なだ万」で修業していたらしく
本物の和食をなるべく気軽にという趣旨。
メニューが豊富過ぎて選びきれないので
料理長におススメをアレンジしてもらう。


お造り盛り合わせ
舌平目の昆布締め
明石のタコに高知のカサゴ


天ぷら盛り合わせ
野菜、エビ、アワビ


かつべ牛ステーキ
島根県出雲「かつべ種畜牧場」の特産
幻の黒毛和牛を塩かわさびか煎り酒で


業界人ばかり集まってご飯を食べていると
よくどこの弁当がうまいかという話になる。
「津多屋」や「喜山飯店」を推す声の中で
オーベルジーヌ」の話題で妙に盛り上がる。


小藪さんが「すべらない話」で披露したのは
自分が「オーベルジーヌ」のカレーの大ファンで
番組の収録で何度お願いしても出てこなかった話。
どんなにうまいのか?と想像を掻き立てられる。


手みやげの話も業界人の間では定番かも。
麻布十番の「呼きつね」のいなり寿司とか
ジャニーズは「赤とんぼ」のサンドイッチとか
エイベックスは「クリスピードーナッツ」とか


お腹の具合を見て料理長が相談に乗ってくれる
まだ食べられそうならこれはいかがでしょう?


海鮮グラタン
脂っこいものを想像していたら違った
さっぱりと牡蠣の味だけが前に出てくる


山海コロッケ
カニクリームと牛肉のコロッケ
ジャガイモのつなぎでモチモチ


お正月の「芸能人格付けチェック」の中で
XJAPANのヨシキがお菓子を爆食い
それが「あけぼののおかき」だと判明して
しばらく品薄になるほど売れたというお話。


最近では平昌オリンピックのカーリング女子
もぐもぐタイムが妙に楽しくて美味しそうで
北海道銘菓の「赤いサイロ」がやはり品薄に
テレビの影響とくに食べ物にはめっぽう強い。


恵比寿会のみなさん意外とよく食べる
お腹にたまりそうなものをさらに二品。


海鮮バラちらし
これはランチでもいただけるらしい
シメにちらし寿司は意外といいかも


アラビアータ?
料理長の照れか「?」がついているのだ
確かに「本物の和食」とはまったく無関係
素朴で飾らないまかないのようなうまさ


ほかにおでんも鍋もカレーも丼ものもある
一軒めにも二軒目めにも何人でも使える店
帰り際には他の客がふた組いてホッとした。
いつの間にか応援する気持ちになっていた。


割烹明美
03−6416−9378