すし菊地

別に有名店でもなんでもないが
ひょんなことから、もう十年です。
神泉の「すし菊地」。


最近はすっかりご無沙汰で、ほとんど一年ぶり。
それでも、お客の好みを実によく覚えていて、
「ochyさんはひかりものお好きでしたよね。」
と言ってしめさばとしまあじを出してくれる。


つい調子に乗って「こはだ」を頼む。
「ひかりもの好き」がさらに強調される。



江戸前のこはだでございます。」
その言葉に自信がみなぎる。


つれがいつも注文する「鮭のハラス焼き」も
何も言わないでも出てきました。
ネタ帳にメモでもしてるのかしら・・。


ご主人の菊地さんはかつて「築地すし清」の
ニューヨーク店で修行した変わりダネ。
今でもつてを頼って帰国した商社マンなんかが来るという。
ご主人の人柄と、仕事ぶりがうかがえるエピソード。



「本まぐろとめじまぐろでございます。
今が旬でございます。」
あぁ、こうしてまた止まらなくなってゆく・・。