恵比寿・ふくらむ

男子20キロ競歩の五輪選考会で東洋大の池田尚紀が優勝
現役東洋大生として3季連続でこの種目での出場を決めた。
モデルでタレントの「みちょぱ」こと池田美優がはとこで
「はとこがオリンピック選手ってすげぇ!」と祝福していた。
 
さて、恵比寿のふぐしゃぶ居酒屋「ふくらむ」である。
キムカツ」「焼肉ランボー」「バーガーマニア」など
恵比寿駅近く有名店が並ぶバス通り沿いの一角にある。
実は入れ替わりが激しくこの店もいつの間にかできた。
 

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ツイッターで劇的な再会をした小学校時代の同級生と
2名なので予約の時に一応テーブルの希望を入れたが
他に3、4名のお客が何組も入り結局カウンター席に。
中で調理する様子が間近に見られてこれはこれで面白い。
 
おとうし
おとうしからふぐ刺し
ちゃんと皮もついてくる
 

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王様とらふぐ刺し
つまみとして発注すると
まとまった量でやって来る
 

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春菊とトマトの塩昆布サラダ
塩昆布が利いててなかなかうまい
 

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5年前に兄弟で下関から出て来て白金高輪で居酒屋を始めた。
下関の郷土料理を基本としながらもラム肉のメニューを出し
和食とラム肉という珍しい取り合わせがやがて評判を呼んだ。
そんな一軒めの「白金高輪ぶち」を経てアイデアが膨らんだ。
 
下関と言えばもちろん「ふぐ」自分たちの今のウリは「羊肉」
「ふぐ」も「羊肉」も鮮度が大事というのが新しコンセプト
「ふく」と「らむ」を掛け合わせ新しい店名も出来上がった
タン焼き、串焼き、ステーキとラムのバリエーションも豊富。
 
とろラムユッケ
これは珍しいラムのユッケ
まさに鮮度が勝負の逸品だ
 

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カウンターで珍しいむぎ焼酎のボトルを見つけてしまった
その名も「いまかの」「もとかの」「となりのおくさん」
 

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「いまかの」はやっぱり素直な気持ちで「朝まで飲みたい」
「もとかの」はそれでもどうしてもと「もう一度飲みたい」
「となりのおくさん」はちょっと好奇心「一度は飲みたい」
「いまかの」と「もとかの」のハーフは「修羅場」という。
  
厚切りとろラムしゃぶ
こちらがメインディッシュ
ふぐ皮と寒天状のふぐの出汁
 

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ふぐ皮が踊り出したら
たっぷりの野菜を入れる
 

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沸騰したらラム肉をしゃぶしゃぶ
10秒くらいしたところでいただく
ふぐの出汁とラム肉がなぜか合う
お店のコンセプトを体現した一品
 

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シメは「追いそば」と言って茶そばを入れるか 
下関名物「瓦そば」というセレクトもある
 

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客がひと組帰ったと思ったら入れ替わりに次の客が来る
ヘルシーなイメージがあるのか女性にも人気がありそう
5年前に下関から出てきたなどと聞けば応援したくなる
恵比寿のバス通りの激戦区での健闘を祈るばかりである
 
ふくらむ
050-5456-4993