恵比寿・うな徳
新型コロナウィルスの猛威がまったく衰えない。
国内でも感染者数は増加の一途をたどっている。
イベントや会合など休止の知らせも後を絶たず
5か月後のオリンピックがますます心配になる。
さて、恵比寿の老舗うなぎ屋「うな徳」である。
恵比寿神社にほど近い繁華街の真っ只中にある。
居酒屋、焼肉、焼き鳥、スナック、カラオケと
今恵比寿で一番盛り上がっているエリアである。
間口2間は知らないとたぶん通り過ぎてしまう
赤い提灯が目印とお店の人が教えてくれるほど
カウンターが8席、二人がけのテーブルが2卓
狭いけどいい店なのは座ってみればわかるはず。
お通し
しらたき
おからときざみ海苔
メニュー
カーテンレールに吊ってある
カウンターの上を右に左にと
移動できるようになっている
鰻巻
見た目テリがあってうまそう
実際に食べるとやはりうまい
さすがうなぎ屋の鰻巻である
中華豆腐
ハムときゅうりときざみ海苔
冷やし中華みたいな中華豆腐
数あるつまみのメニューから
これを当てる引きの強さなり
実はここに来る前に駒沢通りの山本商店で一杯
老舗の酒屋だが角打ちでいただくことができる。
店のおばちゃんは正直言って愛想が良くないが
ちょっとしたつまみなどもあって気軽に飲める。
最近の恵比寿はお店もバリエーションが豊富で
飲んだり食べたり遊んだり楽しみ方もいろいろ。
うな徳に戻って
刺身盛り合わせ
いかまぐろヒラメホッキ貝
4人ぶんなので4切れずつ
焼きポテトサラダ
常連が必ず食べる定番だとか
熱々でいただくポテトサラダ
うな串
塩かたれの選択がある
今日はたれでいただく
やわらかくて美味しい
いか塩辛
まわりが酒のみなので
牛すじ味噌串
2本セットで一人前だが
あと1本しかないと言う
それでもいいと発注する
それなりに甲斐があった
「うな徳」は昭和49年創業というからもう46年
こんな老舗があることが、恵比寿を面白くしている。
5年前までは恵比寿の別の場所で営業していたとか
長年住んでいるのに恥ずかしながら知らなかった。
前の店はカウンター7席と補助いすが2脚だけで
これでも少しは広くなったというから驚かされる。
そんな狭い店に移転してもついてくる常連は多い
46年かけ店と一緒に作り上げた「うな徳」の味。
ねぎま塩
しめの前にもう少しだけ
長いメニューから選りだす
山芋の千切り
特上うな重
一人前をふたりで分けてちょうどよく
ふわふわの鰻がスッと腹に入ってくる。