東京ミッドタウン・ＳＩＬＩＮ火龍園

初東京ミッドタウンっす。
こう見えて根はミーハー。
新しいものが大好きっす。

ところが、である。
オープンしたてのおおわらわで店がまわってない。
座ってから３０分、飲み物ひとつ出てこない。
満席の店内だが、残念ながらほかのテーブルも。

飲み物を催促しようと通りかかった店員に声をかけると
「私はサーブするだけで注文を伺えないんです。」だと。

中華「火龍園」はもともと世田谷の住宅街にあった。
その独創的な料理が評判を呼び、不利な立地ながら
客が押し寄せる広東料理の名店として知られる（らしい）。
味は悪くないが量が少ないのと、何しろ段取りが悪い。

前菜三種盛り合わせ
釜焼チャーシュー、くらげ、蒸し鶏
チャーシューかなりいける。

車海老マヨネーズソース
こってりソースとプリプリの車海老。

アサリのにんにく蒸し
徳島産の大アサリ。ハマグリよりでかい。
これが一番うまかったかも。

イベリコ豚のオリエンタルスパイス炒め
「イベリコ豚は品種ではなく、どんぐりだけを食べて育った豚。」
と誰か言っていたが、ネットで調べると豚の一品種と書いてある。
名前ほど、うまくない。

新鮮な魚のさっぱり醤油蒸し
魚はタラでした。とにかく少ない。
一品しっかり食べた気がしない。

これでもうメイン。チャーハンを追加したくなる気分。
つゆそば
これが意外でかつおダシのつゆに日本そばに近い麺。
中華の最後にさっぱりいただくのにぴったり。
何しろおなかが減っているので（！）うまい。

最後にデザートとお茶うけのお菓子。コースは６０００円。
料理が来ない間に酒を飲んで、７人でこの金額！

内容的に悪いとは思わないが、とにかく量が少ないのと、
もう少し待って店がこなれてから行くことをお勧めします。