赤坂・ロスプラトス

今週、ハニカミ王子盗聴事件発覚!
株主総会を前に、どうなるTBS!


都内でも有数の老舗。
赤坂の西のはずれにあるスペイン料理店。



外観もレトロだが、内装も年季を感じさせる。
天井にはビッシリとワインのコルク栓が埋め込まれ、
よく見るとお店の名前や模様をかたどっている。



みなさん、「ブログ」とか「記事」とかに敏感で
写真の撮り方や原稿の内容にも注文が多い。


ハモン・イベリコ


イベリコ豚のハム。でも今日はそれだけでは済まない。
ブログに書くと言ったら、店のスタッフが解説してくれた。



正式名は、「ハモン・イベリコ・デ・ベジョッタ」。
「ベジョッタ」はイベリコ豚の餌となるドングリの事。
特別の飼育を施した結果、体重が50%以上増加して、
肉質がある基準をクリアした最高品種にのみ、この名がつく。


ボルトガルとの国境近く、
「ディエサ」と呼ばれる森林地帯で飼育される、
イベリコ種というスペイン産の黒豚がもとである。


特別な飼育を施した結果、脂身が霜降り状につき、
ドングリ由来の「オレイン酸」を多く含むのが特徴。
オレイン酸」に美肌効果があるとされるのも、人気の理由。


「イベリコ豚」だけでこんなに取材できました。
皆様、これくらいでなんとか勘弁してください。


ワイン


赤、白ともにリオハ産の「セニョール・バルゲス」。
よく見ると、ラベルの左上に店のロゴがあるので、
オリジナルワインなのかもしれない。



赤はグラス、白は陶製の小さな器でいただく。
北西部の「ガリシア」と呼ばれる地方の風習。
グラスで飲むより、冷たさが長持ちするという。



マッシュルームのセゴビア


ここからスペイン料理の定番シリーズに入る。
スープがうまくてパンがいくらでも食べられる。
最後にパエリアが出るので、余白を残さねば。



タコとポテトのトマト煮


タコのことを「プルポ」と言うらしい。
写真を撮っていると、スタッフが教えてくれる。
忘れちゃいけないとあわててメモを取る。
取材が忙しくて、なかなか食べられない!



牛ミノのカジョス


「カジョス」は煮込みやシチューのこと。
牛ミノといってもメインは「ハチノス」。
イタリアンで言うところの「トリッパ」。
我慢しようと思ってもまた、パンに手が伸びる。



二次会でカラオケに行くのが恒例になっている。
しかも、テンポ良く歌って終電までに解散する。
そんな都合もあってか、料理がハイペースで出る。
パンと料理とワインを、かきこむようにいただく。


パエリア


満を持して登場。12人分のパエリアがひとつの鍋に。
おなかが一杯でも、これを食べないわけにいかない。
一気に平らげて、予定通りカラオケへ。
食べ過ぎた腹をこなすのにはちょうどいいかも。



「高級店」という印象があって行かなかったけど、
スタッフも気さくでカジュアルな雰囲気でした。
お店のHPには「平均予算7000円」とあります。


ロスプラトス
電話03−3505ー5225