渋谷・鳥重みたび

年末年始は結婚・離婚ラッシュでしたね。
柔道の井上康生選手との結婚を発表した
タレントの東原亜紀さんのブログには、
手料理の写真が掲載されているとか。


今までも手料理の写真を撮っていたけど
「二人前なので公表できなかった。」
などリアルなコメントが綴られています。


さて、渋谷の「鳥重」3回目の登場である。
毎回メニューはほとんど変わらないのだが、
ママのお話が面白くて、記事に事欠かない。


今回は、Mさんからついに独り立ちして
S君が自分で予約を取ることに成功。
電話をする時はこう言えと、Mさんからの指示。
「以前、川瀬さんとご一緒した、アラブ人に似た
前田さんと2度ほど伺ったシノハラと申します。」


Mさんのもともとの紹介者までさかのぼり、
しかもMさんの外見にふれる念の入れよう。
恐るべき「鳥重」の常連ネットワークである。



もはやおなじみとなった渋谷のんべい横丁。
これもお決まりの7時半の回を予約したが、
例によって前の回が押してしばし外で待つ。
さぶっ。


「今年もよろしくお願いいたします。」
決意表明のようなママのキッパリとした一言から
4畳半のエンターテインメントが今宵も幕を開ける。
私、S君と大手広告会社D社の女子1名。
男子2名と女子1名の組み合わせが、
分量的に串の発注をしやすい、との研究の結果だ。


おろし
醤油をかけ、柚子胡椒をいれ、
始まる前からそこそこ忙しい。
最後にスープを入れるので、
全部食べきってはいけない。



レバ
「塩イチタレイチで。」
緊張した面持ちで発注するシノアキ君。



ハツ
ここのハツの食感だけは
他ではお目にかかれない。



朝青龍は、今日は残念ながら勝ちました。
朝青龍が負けるところが見たいんでしょ。
お相撲の視聴率がアップしてるようですね。」
忙しくしているかと思ったら、
突然世間話が始まったりする。
鳥重のママはおそらくスポーツ好きである。


「鳥重のママとの正しい交際法」
紙がボロボロになっていたのが、
パウチッコで強化されていた。



これも今回初めて撮れた写真。
調理されるのを待つ鳥肉たち。
店内はママ以外何を撮ってもOK。



最近、高円宮様とコーンさんとママとの
写真がネットに流出したと憤慨していた。
「人の嫌がることをどうしてするのかしら。」
マスコミに携わる者として耳が痛い話だ。


関東学院の春口監督は、長くやり過ぎた。」
隣の客と、どうやら今度はラグビーの話である。
「明治の北島先生だって同じ。引き際が肝心です。
死んだ人のことを悪く言えないし、次の人が大変。」
ラグビーについては相当詳しそうである。・・謎だ。


ワイン
おなじみ「もっきり」スタイルのワイン。
これだけでハーフボトル分はありそうだ。



刺身
「まぜないで」レバのみの刺し身。
冬場は水っぽくてお勧めできないとか。
確かに夏のレバのほうが豊満ではある。
それでも決してまずいわけではない。



トリ、シッポ、合鴨
今日は砂肝もあったが頼みそびれた。
それから、ママが時々口にしていた
「グルグル」という謎の部位の名前。





電話予約の応対の中でも、
「グルグル」はご予約の時にお願いします。とか
「グルグル」ひとつお付けしておきます。とか
「グルグル」ってナンだ?非常にキニナル。


イチローさんがお見えになって・・。」
そう言えば前回、イチロー選手が来ると
自慢げに話していた。聞けば、
11月22日、12月23日、1月14日と
月イチペースで来ているらしい。


イチロー選手は、ふと鳥重のママに、
「ママにとってプロフェッショナルとは?」
とたずねたとか。(ホントかいな!)


ママは、いいこと言おうと一生懸命考えて、
「他の誰にもできないことを一生懸命やる。」
なんと素晴らしいお答え。


さすがに、イチロー選手には聞けなかったが、
NHK「ザ・プロフェッショナル新春スペシャル」
を見ていたら、同じ質問に対して、
「ファンを圧倒し、選手を圧倒し、
圧倒的な記録を残すこと。」と答えていたとか。
でも、鳥重のママのほうがいい答えだと思った。


イチロー選手は自分の使っていたバットを
サイン入りでママに進呈していた。
しかもレギュラーシーズンで使っていた物。
「持ってみますか?意外に軽いでしょ。」
鳥重で、イチローのバットが見られるとは。


スープ
これまで食べて来たいろいろなものが
一杯のスープの中に溶け合っている。
鳥重ワールドの象徴と言ってもいい。



さてお待ちかね、お会計の発表だ。
いつものノリで千円札を6枚用意。
ところが、しめて5,400円也。
女子1名がウーロン茶だったから?


今年もよろしくお願いいたします。
鳥重
電話・非公開