恵比寿・フレーゴリ

「佐々木夫妻の仁義‘sパン」を
宣伝部の皆さんが配っていました。


さて、恵比寿の「フレーゴリ」である。
馬肉をおしゃれに食べさせるイタリアン。
わが家から徒歩10分圏内にありながら、
いつでも行けると思って結局行ってない。


今日のメンツは・・
グルメに一家言ありますOディレクター、
お笑いコンビAりどのHにS君。
この4人は昔からいろんな番組で
出会ったりすれ違ったりしている。
カップルがとてもよく似合う店で
男4人でむさくるしく馬肉を食う。


馬肉のカルパッチョ
名物。初心者は避けて通れない。
真ん中がタン。白いのがタテガミ。
時計回りにレバ、バラ、ヒレ
極薄にスライスされて食べやすく、
ワインのつまみに良い。



店内が、雰囲気重視で非常に暗く
フラッシュ無しでは撮影できない。
馬鹿に明るくて味気ないのは我慢。


トリッパのサラダ
トリッパと言えば
トマト煮込みのイメージが強いがこれは新鮮。
小さくカットして、サラダの材料になりきる。



シノアキ君に横から
携帯カメラのライトをあててもらう。
何とかフラッシュを使わないための
涙ぐましい努力。
その滑稽な二人組を写真に撮って
H君がブログに載せてくれた。


白アスパラとパルメザンチーズ
これはサッパリ。ワインが進む。



キビナゴのトマトグラタン
これはしっかり。また、ワインが進む。



Oディレクターは、見かけないと思ったら
最近しょっちゅう山にこもっているらしい。
と言っても別に山岳部に入ったわけではなく、
映画のメイキングの仕事をしているとか。


日本映画界が誇る名カメラマン木村大作氏。
番組の取材でお会いして映画制作のお話を聞き、
「ものづくり」の根幹にふれたような気がした。
今回、その木村氏が自らメガホンをとって
新田次郎の「剱岳」を映画化すると聞いて、
なんと、メイキング制作を志願したという。


八甲田山」以来、強行軍で鳴らす木村大作
しかも初監督作品。テーマは「剱岳」である。
自ら望んで地獄にお付き合いするようなものだ。


一方H君は高校時代山岳部に属しており、
これまで何度もO君を山に誘ってみたが
まったく食指を動かされなかったという。
いわく「何が楽しくて山なんか登るの?」


それがひとたびメイキング撮影となると違う。
30キロ近い荷物を背負って「剱岳」に登り、
標高2千メートル以上の地点でカメラを回す。
まさに「ディレクター魂、山をも超える」。
今夜もOディレクター、ますます饒舌だ。


馬のホホ、アキレス腱、クチビル
人間はなんでも食べてしまうのだな。
しかもトロトロに煮込まれてうまい。



ハラミ炭焼き
もはや牛とも区別がつかない。
ほんのちょっとだけ硬いかな。
でもとどめを刺すうまさである。



赤ワインが2本あいて、
3本目で白ワインに突入した。
ディレクター魂はさらに熱い。
フレーゴリと男4人の違和感。


ところでH君、名古屋の番組で
山本益博さんとお知り合いになり
すきやばし次郎」に行ったらしい。
うまかったと言っていたが
本当にわかっているのか?


お勘定は34,000円也。
風邪気味の私は失礼したが、
男3人は語り足らず二軒目へ。
フレーゴリ
03−5423−1225