三軒茶屋・五臓六腑 久

今日はエイプリルフールです。
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さて、三軒茶屋の「五臓六腑 久」である。
焼酎が自慢の本店「五臓六腑」が渋谷道玄坂上。
大山鶏を供する支店「五臓六腑 七八」は淡島通り
そして焼きとんの店「五臓六腑 久」が三茶の駅前。



こちらも焼酎のラインナップが充実している。
本棚のようにうず高く積み上げられた中から
「ずっとロックで行くなら重くないものを」と
「さつま大海」をすすめられた。
地元の人が普段晩酌に飲む「レギュラー酒」だ。



お刺身盛り合わせ
手前から時計回りに
レバ、タン、ガツ、コブクロ、ハツ。
奥のつけだれは、左から
胡麻油、コチュジャン、ニンニク醤油。
バリエーション豊富、量も適当で
3人くらいでダラダラとつまむと楽しい。



塩うに
うにの塩辛だと思っていただければ。
これもいつまでもなめていられる珍味。
鹿児島県川内市甑(こしき)島産のうにを使う。
甑島は、東シナ海に浮かぶ島々からなる列島だ。
「Dr.コトー」のモデルになった医師がいたという。
(関係ないか)



早い時間はガラガラで、
カウンターになんと女性のひとり客のみ。
ここに夜7時にひとりで来る女性は
よほどの焼酎好きか焼きとん好きか。


スタッフはお兄さんがふたり。
「たれ?塩?」「何本?」とタメ口だが、
焼酎のことなど質問すると
とても丁寧に教えてくれる。


絶品白煮込み
白煮込みと黒煮込みがある。
白はあっさり、黒はこってり。
黒はお通しで少し出てきたので
白をたのんだが、私は黒のほうが好きだった。



串焼き
手前がハラミ、奥がハツ。
肉のうまみがしっかり。
串1本130円は良心的。



三軒茶屋には「久仁」や「赤鬼」など
歴史が長くてクラシックな居酒屋もあり、
こちらのようなやる気満々の新興もあり、
それぞれが高いレベルで競い合っている。
客層は若い人が多く土地柄を感じさせる。


カレーのルーのみ
最初にたのんだらまだ出来ていなかった。
忘れた頃に、「カレー出来たけど食べる?」
と、またしてもタメ口で聞かれた。


豚のひき肉がふんだんに入っている。
結構辛い。
これも少しずつなめながら飲むのにいい。
もちろんご飯つきのカレーもあるし
煮込みかけご飯なんてメニューもある。



お兄さんが進めてくれたとおり
「さつま大海」はいつまで飲んでも苦にならない。
それどころか900mlを空けて2本目に突入。
最初の刺身も塩うにもカレーもまだ残っている。
うまくないわけではなく、ダラダラやりたいのだ。


結局滞在5時間。
焼酎2本、3人で13,000円
これが三茶のコストパフォーマンス。
五臓六腑 久
03−3422−1919