代官山・蟻月

タイガー・ウッズ全米オープン優勝。
19ホールのプレーオフの死闘を制した。


聞けば左ひざの手術を終えての復帰戦。
そこで結果を出すタイガーは驚きだ。
相手のロッコ・ミディエートは45歳。
自分より年下かと思うともっと驚きだ。


さて、代官山の水炊き「蟻月」である。
言わずと知れたもつ鍋の蟻月の姉妹店。
恵比寿、代官山、堂島、心斎橋と
東京・大阪に支店を増やしている。


ラフェンテ代官山の地下にオープン。
同じビルの最上階には
大手芸能プロK社の新年会で知られる
サルバトーレ・クォモ・ブロスがある。



恵比寿の蟻月にならったのか
外観も内装も飾り気がなくストイック。
中は意外に広く個室もいくつかある。


水炊きのスープ
お通し代わりに一杯。
お好みで塩を加えて。
一口飲むと口のまわりがパリパリに。
コラーゲンたっぷりのスープである。



わさび枝豆
一見普通の枝豆。
口に入れるとピリッと辛い。
わさびに漬け込んであるのか。
とにかくビールに合う。



馬刺し盛り合わせ
2軒続けて馬刺しである。
珍しいこともあるもんだ。
手前がロース、
真ん中がタテガミとヒレ
奥がフタエゴ。
舌の上でとけてなくなる。
ちょっとクセになって来た。



地鶏のカリカリ揚げ
マヨネーズでいただく。
から揚げというよりフリット
厚めのコロモと鶏肉の食感が楽しい。



水菜のサラダ
お漬物をきざんで
水菜と大根とまぜる。
鍋の前にサッパリと。



お取り寄せに力を入れている。
蟻月のサイトを見るとわかる。
レシピを統一し大量生産する。
お店がなくても全国展開できる。


もつ鍋、水炊きセットはもちろん
明太子やからし高菜、酢もつなど
九州地方の名産品が豊富にそろう。


恵比寿の蟻月で一世を風靡した
「赤のもつ鍋」や「白のもつ鍋」を
お中元として送ることも出来る。


ビジネスとしては正しかろうが
飲食店の発展の仕方としては
好き嫌いの分かれるところだ。


博多水炊き
そんなことを言いながらも
いよいよメインディッシュ。
博多水炊きの登場である。


濃厚な白濁スープに初めから
つくねとかしわが入っている。
ここにさらに野菜など入れる。



ポン酢に柚子胡椒。
またはスープに塩。
どちらかと言うと
アッサリ上品な味。



全国展開を意識しているのか?
誰にでも受け入れられやすいが
インパクトにはやや欠けるかも。


シメのラーメンはこのスープに合う。
全体に量はたっぷりで満足感もある。
もつ鍋と同じように種類をふやして
ガツン系水炊きも是非やってほしい。


5人で30,000円くらい。
夜中の1時までやっている。
「おしゃれに水炊き」気分の時。
蟻月
03−5728−1238