赤坂・武橋洞

小池栄子と格闘家の坂田亘の結婚披露宴。
「ドリームプレス社」で放送されるそうだ。
新婦のサイトには挙式直前の心境を語った
動画のメッセージがアップされている。


さて、赤坂の韓国料理「武橋洞」である。
焼肉屋や韓国料理屋が軒を連ねる一角、
やはり老舗の中華料理「蘭苑」の2階。


「蘭苑」もいずれご紹介せねばなるまい。
「ディープ赤坂」の象徴たる名店である。



ここらに出入りするようになって24年。
たたずまいもメニューも全く変わらない。
最近の焼肉は部位も調理法もいろいろだが、
昔ながらのスタンダードな焼肉が楽しめる。


キムチ
ビールとキムチ。
ゴールデンカップル。
肉への期待感を駆り立てる。



テール煮
骨付きの牛テール。
トロトロの煮込み。
ホロホロと肉がくずれる。



タン塩
塩コショウとネギで下ごしらえ。
サッとあぶってレモン汁で食う。
最近は厚切りがはやりだが
昔のタン塩は薄切りだった。



カルビ
霜降りのカルビ
脂っこくはない。
結構食べられる。



ロース
やわらかいロース。
24年前先輩とここに来て、
このロースを初めて食べて
感動したことを覚えている。



今でこそ焼肉屋は当たり前。
子供連れで行くことも度々。
だが初めて焼肉屋に入ったのは
確か社会人になってからなのだ。


カルビとロースの区別もつかない。
それでも新入りは焼肉屋では忙しい。
網にのせたり裏返したりも仕事だ。
肉がなくても焼きすぎても怒られる。


鉄則は「人数プラス1枚。」
3人なら4枚、4人なら5枚
焦がさずにうまく焼くコツだ。
それすらも先輩に教わっていた。


久々に「武橋洞」で焼肉を食い
昔のことが走馬灯のように甦る。


もつ鍋
焼肉ももちろんうまいが
こちらの名物は実はもつ鍋。
「牛1、もつ1で」と言うと
赤身1人前ともつ1人前入る。



おなかの具合と相談しながら
肉の分量を自在に決められる。
マスターがコチュジャンで味付け。
辛くしたければ多めに入れてもらう。


当時はたっぷり入れてもらったが
今日は久しぶりなのでノーマルで。
これでも結構汗が出る辛さである。



本来は最後に飯かうどんを入れる。
コチュジャンまみれの真っ赤な飯。
でも今日はさすがに入らなかった。
肉も飯も年とともに入らなくなる。


座敷に10人。
テーブルに12、3人。
カウンターに7、8人。
常時満卓。


ひところ人気が落ちたそうだが
どっこい完全に復活している。
不人気の期間を知らないので
私にとっては24年間大人気。


ビールとマッコリ。
3人で15,000円。
AD時代の郷愁に浸る。
武橋洞
03−3586−6478