新宿・上海小吃再訪

夏休みで更新をサボっている間に
北京オリンピックも残りあと3日。
今日はソフトボールで米国を破り、
ついに悲願の金メダルを獲得した。


さて、ディープ新宿「上海小吃」である。
歌舞伎町界隈で観劇後のメシなど
夜遅くまでやっていてとても便利。


今回は関根勤さんの「クドい」初日。
終演の時点で夜11時を回っていた。
場所がわかりにくく辺りを一周した。
玲子さんの甲高い声が通りまで響く。


その声を頼りに路地を奥へ進む。
途中人が二人ほど道に倒れている。
無法、無国籍、無政府的路地裏は
金城武の映画「不夜城」に登場する。



豆腐の細切り
前回も体験した不思議なメニュー。
豆腐なのにコシがあってもっちり。
微妙な塩加減もいい。



しじみの醤油漬け
こちらも前回に続いて。
しっかりした味付け。
揚げパンをつけてまたうまい。



揚げパン
「揚げパンは?」と聞かれる。
そう聞かれるとたのみたくなる。
他の客もみな同じリアクション。



北京五輪記念半額セール」開催中。
「えびの塩炒め」
「挽肉と春雨のうま煮鍋」など
7品を選んで期間中半額で供する。
通常1,500円のメニューもありお得。


柔道、体操、卓球、バドミントン
さらにシンクロからトランポリンまで
いつも中国が日本の前に立ちはだかる。


13億人いるからそうなるのか。
インドも11億人いるはずだが
オリンピックではあまり見かけない。


金メダルはすでに45個(21日現在)。
アメリカの26個を大きく引き離す。
4000年の歴史と13億の民の力。
あらためて世界にその存在を示した。


青梗菜
さっぱりとした青菜。
ちょっとピリ辛がいい。



蒸し鶏
やわらかい。
失敗のない定番メニュー。



腸詰め
ビールにも紹興酒にも合う。
でもよく考えたら
こんな定番を食べている場合ではない。
メニューは600種類を超えるのだから。



7月12日にHPにアップされた
夏のおすすめメニューはたとえば・・。


「米茜(みしぇん)」
炒めると赤い汁が出る。
ビタミン豊富な中国野菜。


マコモダケ」
水辺に生えるイネ科の植物。
マツタケの茎のような
サクサクした食感が楽しめる。


他にも「食用ザリガニ」「田ウナギ」
「マテ貝」「青蟹」など非常に多彩。
今度はしっかり作戦を立てて臨もう。


焼きビーフ
珍しい具が入っているわけではない。
シンプルな焼きビーフン。
それなのになぜこんなにうまいのか?
メニューの解説があおりにあおる。



焼き餃子
もう一品と考えて
またしても定番に流れる。
焦げ目が狐色で揚げ餃子みたい。



玲子さんのポートレート
店の所どころに貼ってある。
ここでお見せできないのが残念だが
どれもとても雰囲気のあるいい写真。


腕のあるカメラマンのものか。
おびただしい数のメニューと、
玲子さんの写真がベタベタと。
センスを疑いたくなる装飾も
かえって雰囲気を盛り上げる。



ビールと紹興酒
このメニューなら3人で9,000円
今日も朝5時まで
路地裏で迷った人々が逃げ込んでくる。
上海小吃
03−3232−5909