麻布十番・鳳仙花

NHK紅白にあの全裸男が復活?
一昨年の騒動で出入り禁止では?
玉出演者に断られ続けた挙句?
矢島美容室の一員ならOKなのか?


さて、麻布十番の鳳仙花である。
早くから本格的な韓国料理を
東京に紹介した店として有名。


駅からは少し離れた一角にある。
間口一間狭い店で予約も取らず
いつも前に人が大勢並んでいた。


あるとき隣を吸収して倍に拡張し
それから予約できるようになった。
いまでは実に立派な店構えである。



キムチ盛り合わせ
自家製にこだわる
本格派のキムチだ。



サンチュサラダ
サッパリと
ごま油と唐辛子で。



ハチノス刺し
刺身も各種取り揃え
充実のラインナップ。



焼肉屋のようで焼肉屋でない。
あくまでも韓国家庭料理の店。
テーブルで肉を焼く客はない。


少しでも新しくてうまいもの。
創意工夫にあふれるメニュー。
老舗の特権に胡坐をかかない。


ギンダラ辛子煮
ホクホクのギンダラ
辛いタレが絡みつく。
他の店にはない絶品。



レンコンチヂミ
これも発明だと思う。
蓮根の周りにチヂミ。
やわらかとシャキシャキ。
交互に来る食感が勝負だ。



おばちゃんふたりで切り盛り。
目が行き届き気が利いている。
一応時間制限が2時間とある。
このテンポなら全く問題ない。


ストレスなく注文を受け
ストレスなく料理を出す。
簡単そうで実は難しいが
店が受ける要素ではある。


ホルモン鍋
本日のメインイベント。
ハチノスとコブクロ
トロトロに煮込まれる。
これぞ韓国料理の真髄。



コクたっぷりのこのタレで
最後に雑炊までいただいた。
寒くなりかけの時期に最適。


この間マッコリの小ボトルを
おそらく10本くらい空けた。
飲んで食って5人で2万7千円。


欠点を挙げればただひとつ。
上着に強烈なにおいが着く。
2号店もあって今も大繁盛。
鳳仙花
03−3452−0320