大井町・大山酒場

Kー1グランプリ決勝戦に進んだ
極真世界チャンプテイシェイラ選手。
意外なスタミナ不足で1回戦敗退。
松井館長が頭を抱えているだろう。


さて、大井町の居酒屋大山酒場である。
東口に古くからある東小路飲食店街。
中華の「永楽」焼き鳥「鳥文」など
知る人ぞ知る有名店が軒を連ねる。



まるでテレビドラマのセットのよう。
昭和の面影がそのまま残されている。


肉のまえかわは焼き鳥で立ち飲み。
コロッケやメンチもおいしそうだ。
肉屋の店先で振舞われた酒を飲む。
道路にあふれるほどの客で賑わう。



いさ美寿司は一貫30円から。
げそは30円。厚焼は40円。
いかは60円。さばは80円。
安くたって寿司は寿司なのだ。



目指す大山酒場は2階建ての大箱。
小さな看板を目印に細い路地に入る。



飾るとか取り繕うとかとは無縁。
始めた時から変わらぬたたずまい。
殺風景であるほど酒に集中出来る。



煮込み
甘くてあっさりした煮込み。
なのに何故か味わい深い。
全員がたのむ必メニュー。



ハムエッグス
ハムエッグでなくハムエッグス。
確かにハムも卵もふたつずつだ。
半熟の目玉焼きがとろける瞬間。
これも煮込みと並ぶ必メニュー。



大山酒場は卵料理が充実している。
ハムエッグスにニラ玉、オムレツ。
オムレツはプレーン、キャベツ、ネギ、
チーズ、しらす、ハム、納豆、そして
ハムチーズとなんと8種類をそろえる。


塩辛
今日は大井町でもう一軒。
そのためつまみも控えめ。



豚肉ケチャップ炒めにあげたこ焼き。
今度たのみたい魅力的なメニューだ。
値段はどれも300円から500円。
特別うまいわけではないが許せる。



味も雰囲気もこれぞ昭和の大衆酒場。
大井町駅の東口で創業44年という。
サラリーマンと競馬客が支えている。


反対側の駅ビルアトレのあたりには
若い人向きの新しい店も数多くある。
東口が昭和ならこちらは平成の大井町
どちらも具える街のふところの深さ。


瓶ビール3本。つまみ3品。
5人で3500円。
ひとり700円とおし。
今夜も昭和の居酒屋に感謝。
大山酒場
03−3474−4749