高田馬場・餃子荘ムロ

石川遼が世界ランク47位に浮上。
プエルトリコ・オープン2位を受けて。
50位以内のマスターズ出場資格も
結果的にはクリアしたことになった。


さて、高田馬場「餃子荘ムロ」である。
新宿に近い戸山口と呼ばれる出口だ。
改札を出てもタクシーもバスもいない。
線路沿いの細い道を100mほど歩く。



昭和の香りを漂わす2階建ての威容。
餃子壮「台」ではなくて「ムロ」である。
雨の降る寒い日で店はガラガラだった。
2階にお約束キタナシュランが誇らしげ。



ネギ味噌
お通しはビールのつまみに。
2階までは手が回らないので
ビールは冷蔵庫から勝手に。
空きビンの本数で勘定する。



餃子(にんにくなし)
一人前7個を5人前でまず35個。
小さいのでどんどん食べられちゃう。
出来合いの餃子のタレをたっぷりと。
醤油ベースだが濁ってとろみがある。



餃子(いろいろ)
奥の左がにんにくの玉入り2人前で14個。
右の皿は左からかなり辛い紅(唐辛子)7個。
風味豊かなカレー味ととろけるチーズ味も7個。
見た目同じだけど味はさまざま餃子合計70個。



かぼちゃと茄子のサラダ
雨でヒマな日は待遇が良い。
お店からのサービスだとか。
餃子の箸休めにちょうどいい。



創業1954年というからじきに還暦である。
「餃子荘」の「荘」は「雀荘」のイメージか。
いずれ餃子を看板に掲げる店のハシリだ。
かつては店の前に行列ができたこともある。


アサリ炒め
ハマグリみたいな大ぶりのアサリ。
あったかいスープは体に良さそう。



空芯菜
目にも鮮やかに緑豊かな一皿。
たべやすいマイルドな味付け。



春巻き
もちもちでボリューミーな春巻き。
箸はすべるからとナプキンつき。
サービスなんかに無関心な風で
細かいところが妙に親切である。



関係ないけど「餃子荘」でググってみたら
桜新町に「餃子荘紅蜥蜴」という店がある。
記事を読むと坦々麺の評判がすこぶる良い。
これも何かの縁なので今度行ってみよう。


鳥煮込みそば
中華料理なのに脂っこいものがない。
例の餃子のタレを少しかけてうまい。



炒飯
フワフワ炒飯も素朴な味わい。
おなか一杯でも食べられる。



餃子が一皿650円は決して安くない。
便利な場所ではないし今にも倒れそう。
接客はぶっきらぼうで居心地も悪い。
でも焼きそばのお土産をくれたりする。


高田馬場の戸山口に人々を惹きつける。
「ムロ」は究極のツンデレ餃子屋なのか。
餃子荘ムロ
03ー3209−1856