大井町・ほんまふたたび

あけましておめでとうございます。
年末の間更新サボってすいません。
丑年を迎え、肉も魚も食べまくります。


さて、大井町の居酒屋「ほんま」である。
居酒屋と言っても名物はハラミである。
前回、隣ですき焼きを食う客があり
とても気になっていたので再訪した。


この前の記事に書いた大山酒場の2軒目。
ほんまが控えているので軽めに済ませた。
大井町のはしご足掛け2年でついに完結。



お造り
イカと愛知県産のブリ。
手のこんだきゅうりと
なぜか板わさが添えられる。



肉のイメージの強い店だが、
看板には「活魚・串焼き」とある。
お造りも立派なメニューなのだ。


レバ刺しとハラミ刺し
レバ刺しは数量限定なので
食べたければ予約の時に言う。



今回はすき焼きをメインに
レバ刺し、ハラミ刺しと串焼きを
あらかじめお願いしていたようだ。


その要望を受けてオヤジさんが
いい感じのコースにしてくれた。


ハラミ串焼き
すき焼きが目的と言えども
ここに来てこれをはずせない。
東京一との支持者も多い絶品。



忘年会のシーズンで超満員。
客層は100%サラリーマン。
他の客も時間が重なったようで
オヤジさんが珍しく慌てていた。


5人で2階の座敷と聞いていたが
先客が予想以上に長引いたらしい。
1階のカウンターとテーブルで
臨時の5人席を作ってもらった。


隣のカウンターには一人客。
名物のハラミカレーを注文。
前回もこんな通な客がいた。


ところが店が立て込んでいて
カレーがなかなか出来ない。
待つ間に焼酎を飲みすぎて
やがて突っ伏して寝てしまった。


イカの炒め
前回はニンニクの芽の炒め。
隣の客に出すのを見ていると
決まって「食べる?」と聞かれる。
聞かれると断れないのが人情だ。



すき焼きセット
白菜、にんじん、タマネギなど
ゴツゴツとおおぶりの野菜。
溶き卵でいただくまでは普通。



普通じゃないのは肉である。
ステーキ肉の切り落としを
1キロ単位で仕入れるらしい。
この圧倒的な存在感を見よ!



仕入れが1キロ単位で予約注文。
とにかくたのんだら1キロである。
そこで4、5人動員する必要がある。
なんという単純で原始的なシステム!



「すげえ!」「うめえ!」
阿鼻叫喚のすき焼き大会。
この旨味、そしてこの厚み。
薄切りすき焼き肉とは違う。
想像を絶する初めての体験。


最後にハラミもすき焼きに。
普通なら白いご飯だろうが
肉を食べ過ぎて入らない。



やがて2階の忘年会はお開きに。
1階のサラリーマンも三々五々。
隣の一人客はすっかり泥酔だが
それでもハラミカレーを完食した。


たぶん今年最後のほんまを去る。
おもいおもいの満足感を胸に。


戦前の予想はひとり8000円。
ところがこれだけ食って
なんと5人で28000円。
オヤジさんだいぶ頑張った。


今日はあまりに店が忙しくて
いつものダジャレが全く出ない。
残念なようなホッとしたような。
ほんま
03−3471−8288