用賀・ら・ぼうふ

はしのえみちゃん結婚おめでとう。
年頭突然の吉報に正直驚きました。
二枚目で優しそうな旦那様ですね。
末永くお幸せに。


さて、用賀の焼肉「ら・ぼうふ」である。
東の「スタミナ苑」西の「ら・ぼうふ」。
東京の焼肉好きにそう言われるらしい。


共通点はコストパフォーマンス。
いい肉を安く供することが身上。
行列の出来る店はいつもそうだ。


用賀の駅からは歩くと結構ある。
住宅街に唐突に現れる2階建て。
茶店か洋食屋といった外観だ。



金曜を除く平日のみ予約を始めた。
17時半と20時からの2セット。
2時間でコースのみ限定メニュー。
今回はそのシステムに乗っかった。


刺身盛り合わせ
ユッケとレバ刺し。
自信満々の新鮮素材。
期待感を煽る幕開け。



黒毛和牛盛り合わせ(塩)
タンとハラミ。
確かに肉質は相当レベルが高い。
例えば叙々苑の游玄亭に来たように
次から次へといい肉が出て来る感じ。



黒毛和牛盛り合わせ(塩その2)
こちらはゲタとサーロイン。
ゲタは肋骨の骨と骨の間の肉。
柔らかく希少な中落ちである。


グッとサシが入りジューシー。
肉を食った感じを満喫できる。



1週間前に人数を確定してほしいとか
当日17時過ぎからキャンセル料とか
試行錯誤のためか細かいルールが多い。
挙句コース限定なので自由度も少ない。


行列を覚悟してフリーで来れば
実は魅力的なアラカルトが豊富。
トロカルビ、まかない上タン、
特選中落ちカルビなどなど・・。


しかも「並」カルビが680円。
他店なら「上」カルビのレベル。
今度は並んででも来ようと思わされた。


予約帳に名前を書いて順番が決まる。
スタッフが店に来る14時半頃から
17時のオープンまでの2時間半に
土日はなんと30組近くが記帳する。


基本は一度店に来て名前を書き、
用事を済ませたり家に帰ったりして
頃合を見計らってまた来店する。
ただし呼ばれた時店頭にいないと
容赦なく「失格」の悲劇が・・。


黒毛和牛盛り合わせ(タレ)
今度はロース、サガリ
まかないカルビ。
さらに肉らしい肉たちを堪能。


ガリは横隔膜(ハラミ)から
下がっている部位なのでサガリ
赤身だがその有り様から内臓扱い。
この写真のどれがどれだか
わからなくなってしまった。



モツ盛り合わせ
ハツ、ホルモン、シビレ。
シビレは胸腺から膵臓の肉。
仔牛のものはリードヴォー。
白子のようなフワッとした
独特の食感でうまい。



大葉ごはん
シメの一品。
スープとデザートのプリン。
初めにサラダが出た。



確かにいい肉をそろえてはいる。
部位も豊富でそれぞれにうまい。
ただコースでバランスが良い分、
なんと言うか爆発力に欠ける。


コースの中のものは追加できる。
8人でトータル62,000円。
食欲旺盛な若者が多かったので
あまり安さを実感できなかった。


もうひとつ腑に落ちなかった事。
しつこく人数確認をされた割に
2階席は私たち以外空席だった。


14時半に予約帳に名前を書いて
時間のつぶし方を考えて店に戻り
アラカルトメニューで作戦を練る。
それが正しい「ら・ぼうふ」の
楽しみ方なのかも知れない・・。
ら・ぼうふ
03−5707−0291