赤坂・grigio

スピードスケートの男子500m。
いよいよ1本目のスタートが迫る。
ここでそれなりの結果を出さないと
トリノの二の舞になるぞ日本選手団


さて、赤坂のイタリアン「grigio」である。
赤坂サカスビズタワー1階のオシャレな店。
サカスは現在冬サカスのイベント真っ盛り。
星が降るようなイルミネーションが美しい。



通りに面したベストポジションに約50席。
用途の広そうなカジュアルイタリアンの店。
夏の夕方はテラスで一杯が気持ち良さそう。
その代わり会社の行き帰りの人と目が合う。



コース料理でなくあえてアラカルトに。
乾杯はちょっと無理してシャンパンで。
2杯目からは安いワインをガブ飲みだ。



豚肉のコッパ
コッパは豚の首のうしろの肉。
この場合は生ハムのことだが
腸詰めでもコッパと言うらしい。
柑橘風味の生野菜でサラダ仕立て。



産直野菜のバーニャカウダ
この2、3年ではないか。
バーニャカウダなるもの。
手軽でヘルシーでうまくて
いつの間にか市民権を得た。



ムール貝
黒胡椒風味の白ワイン蒸し。
大ぶりのムール貝がぜいたく。
コクが出たスープがうまい。



名古屋に本拠地を置くゼットングループ。
すぐ隣の「b&r」も実は同系列だとか。
東京では恵比寿や銀座の「ゼットン
六本木ミッドタウンの「ORANGE」
代官山の「ALOHA TABLE」など。


和洋中華から居酒屋・バーの類まで
店舗ブランドを数多くかかえながら
全体のコンセプトは上手に保たれる。


「ZEST」のグローバルダイニング
「紅虎餃子房」の際コーポレーション等。
近頃幅を利かせる外食産業の改革派。


気の利いた雰囲気と手ごろな値段。
そこそこの料理も美味しく思える。
残念だがサービスはやや暑苦しい。
店員自身の評価に直結するのかも。


パルミジャーノフリット
もう少しワインを飲みたくて
腹にたまらないものをたのむ。
ころもの中にトロトロのチーズ。
ちょとしたつまみが充実している。



スパゲッティ
ピリ辛トマトソース。
ワインも2本目にはいる。



ニョッキ
種子島産の安納芋をのせた
クリームソースのニョッキ。
糖質の高い安納芋の甘み。



赤坂サカスもこの3月で2周年だという。
ビズタワーの飲食店も明暗が分かれつつ。
おでんの「おぐ羅」は早々に姿を消して
「若どり」なる博多水炊きの店になった。


いつの間にか「すし田乾山」もなくなり
2月に「梅ヶ丘美登利寿司」がオープン。
サカスに久々の行列が出現したらしい。
梅ヶ丘、経堂、銀座、渋谷、玉川、目黒。
こちらも躍進する美登利寿司グループだ。


アクアパッツァ
今日のおすすめを聞いた。
新鮮なソイがあると言う。
ソイはコクと旨味の深い白身
その代わり鮮度が落ちやすい。
またしてもスープがうまい。



店の中はカップルを中心に数組。
繁盛しているという感じではない。
ワイン2本で3人で28,000円
カジュアルとは言ってもこの値段。
やはり家賃が高いのか赤坂サカス。
grigio
03−5545−6885