赤坂・うずまき

今度はマイクロソフトが参入。
「iOS」「アンドロイド」の一角に。
「フォーン7」搭載の携帯端末。
10月21日以降世界で順次発売。


さて、赤坂の中華「うずまき」である。
TBSの南玄関と赤坂5丁目交番の間。
牛タン屋やドイツビールの店があるビル。
看板の案内に従って階段を地下に降りる。



テーブルとカウンターでおよそ20席。
店が新しいぶん、綺麗で清潔感はある。
その代わり妙に片付いていて殺風景だ。
照明が明るすぎるのもやや気になる所。


前菜盛り合わせ
常連のおすすめに従ってコースに。
最初から想定外のおしゃれな前菜。


手前からピータン豆腐と味付け玉子。
真中は蒸し鶏の唐辛子和え。
奥がクラゲと柿のごま和え。
ちょっと奥がボケすぎたか。



スープ
毛ガニとフカヒレのスープ。
あくまでもあっさりとした
それでいて存在感のある味。



フロアーで接客するオーナーに見覚えが。
プルデンシャルタワーのフリッツにいた。
旬香亭が経営する評判のトンカツ店である。
トンカツから中華へまさに華麗なる転身。


腕のいい中華のシェフをつかまえて開店。
雰囲気と皿の中味が一貫してわかりやすい。
女子にも好まれるヘルシーで上品な料理。
ただし今夜の客はなぜか男ばかりだった。


いろいろ野菜炒め
ひしの実
えびいも
コールラビ


コールラビアブラナ科の越年草。
肥大化した茎部がカブのよう。
上につるむらさきの花。
珍しいものがいろいろいただける。



エビとキノコとむかごの炒め
むかごは山芋のつるにできるかたまり。
つるの栄養をたくわえる器官だという。
珍しい食材を微妙に味付けて皿に盛る。
マニアックとポピュラリティとの境目。
まるで綱渡りのようなメニューが続く。



スタッフのちょっとしたおつかれさま会。
私とひとつ違いなのでもういい年である。
この年代の人が集まると健康談議になる。
彼は自転車通勤の効用を私に力説する。


気がつくと街に自転車があふれている。
自転車やパーツを売る店もとても多い。
おしゃれな自転車を軽快に乗りこなす。
今やライフスタイルの重要な構成要素。


キハダの蒸し物
あっさり味付けここに極まれり。
それでもしっかりと印象に残る。



黒酢酢豚
一転こってり濃い味の黒酢酢豚。
ここまでためていたのかとさえ。
振れ幅の広さがダイナミックだ。



もうひとつ健康の秘訣はぶら下がり健康器。
はじめは腰痛を治すためぶら下がっていた。
やがて上腕や胸に勝手に筋肉がつき始めた。
いまでは20回くらい懸垂ができると言う。


もともとやせ形で筋肉と無縁のキャラだった。
触ってみると確かに立派な胸筋がついている。
腰痛も直り筋肉がついて体質も変わったとか。
ぶら下がり健康器の意外な効用に興味津々。


酸辣湯麺
シメにご飯ものか麺を選ぶ。
酸辣湯麺さえもあっさりと。
中華のコースにもかかわらず
体に脂がまったく残らない。



デザートは杏仁豆腐梨のソース。
さらにチリ玉チャーハンを別注。
アラカルトも豊富でおいしそう。
人数が多ければおすすめできる。


5人でコースと酒で4万円ほど。
ヘルシー中華料理と自転車通勤。
さらにぶら下がり健康器の効用。
中年男の健康談議に格好の材料。
うずまき
03−3584−2116