六本木・綾小路

オランダで16歳のハッカー逮捕。
ビザやマスターカードのサイトへ
サイバー攻撃を行ったとの容疑で。
ウィキリークスとの関連も調査か。


さて、六本木の焼肉「綾小路」である。
ミッドタウンから美術館に抜ける道。
いわゆる「星条旗通り」の入り口だが
「龍土町」と言ったほうが馴染むかも。


玉砂利のアプローチに白い大きな暖簾。
一見小料理屋か蕎麦屋にしか見えない。
最近週刊文春の記事で見てピンと来た。
確かにあのあたりにそんな店があったと。



間口は狭いが細長い廊下が奥まで続く。
客席はすべて個室になっているらしい。
「焼肉で接待」というのがコンセプト。
六本木でなければきっと成り立たない。


キムチ盛り合わせ
盛りつけも上品に。
おもてなしの心で。



ユッケ
週刊文春の記事によれば
「刺しは残念、焼きは最高」と。
確かにレバ刺しは並だが
ユッケはまぁまぁいける。



カラフルな作務衣を着たお姉さんが
慣れた感じで客の世話をしてくれる。
一応おすすめの部位などを聞いても
スラスラと的確な答えが返ってくる。


基本的には霜降りのいい肉を出す店。
「接待用の肉」は見た目で勝負する。
年を取るとホルモンのほうが体に合う。
霜降り体験は話のタネだと割り切ろう。


タン塩
焼肉に来てタン塩を食べないと
なんだか損したような気がする。



カメノコ
内もものロース肉。
ここからがお姉さんのおすすめ。
肉汁たっぷり歯ごたえ抜群でうまい。



トモサンカク
同じく内もものカルビ肉。
いい感じでサシが入って
そろそろ脂がグッとくる。



ご一緒したのはおなじみN音のG藤さん。
失礼ながらお歳の割には肉好きの健啖家。
なにしろ一番の好物は今でもトンカツだ。
脂が多ければ多いほど良い肉というご説。


ザブトン
肩のカルビ肉。
これはうまい。
G藤さんも満足。



ひれ
ヒレでもこの霜降り。
厚さがなんとも贅沢。
テンションが上がる。



「尿酸値がついに9を越えちゃったのョ!」
脂身を食らいガハガハと笑いながら言う。
尿酸値は普通7を越えると要注意となる。
9を越えると痛風を発症する危険性がある。


私も食生活が乱れるとたまに7を越える。
ビールやホルモンなどの影響が出やすい。
ただこの年齢まで痛風が出ていなければ
体質的に大丈夫というありがたい説もある。


ハラミ
霜降りとしばしお別れ。
こんな赤身が落ち着く。



ホルモン
余興でこんなものも。
大ぶりの大腸ホルモン。



脂身好きのG藤さんは満足できない。
「もっと脂の乗ったお肉ないの?」
質問も直球。通り越してぶしつけ。
「でしたらおすすめがあります。」


特製カルビ
今夜の特製カルビ。
思いっきりサーロイン。
ちょっと勇気がいる脂身。



冷麺
ここまで肉しか食べてない。
体がバランスを取りたがる。
シメのハーフ冷麺で調整だ。



最近の店かと思ったらもう5年になる。
他の個室もうまって安定している感じ。
上質肉で接待されたら悪い気はしない。
ただ健康診断の直前だけは避けたい所。
焼肉綾小路
03−3402−1129