東麻布・タワシタ

トイレの神様」が2週連続の1位獲得。
レコ大・紅白での歌唱で大ブレークした。
毎週めまぐるしく変わるオリコンランク。
連続1位はミスチル以来2年4ヵ月ぶり。


さて、東麻布のフレンチ「タワシタ」である。
知る人ぞ知る大人向けのワインダイニング。
三宿の会でこんな店があると話題になり
暮れに忘年会をここでやろうと企画した。


電話番号が非公開で一見さんは行きにくい。
住所やビルの外観はたまに載っているので
ストリートビューを使ってビルを割り出す。
何よりのヒントは東京タワーのこのながめ。



ちょっとした探偵気分でビルに行きつく。
郵便受けにロゴを発見して確信を深める。
店を訪ねるとマスターがやさしく応じる。
そこで名刺をもらえば誰でも予約できる。



フレンチビストロだがメニューは多彩。
イタリアンから洋食まで幅広くカバー。
有名なイラスト入りのメニューを拝見。
新メニューに合わせ現在更新中だとか。


海老とイカのスパイシーフリット
実物と多少違うところがまた良い。



こちらは限定タワシタハンバーグ。
あとで実物が出てくるので比較を。



料理はおすすめを中心にマスターと相談。
品数も量も好みも希望を言えば融通が利く。
この日は5人でワイワイやる宴会なので
少しずついろいろなものをとお願いする。


昆布〆平目のカルパッチョ
リーフ野菜とイクラのソース。
クレソンとカブとプチトマト。
カラスミイクラと平目と。
いろいろな食感が楽しめる。



真鯛の白子のムニエル
細かく刻んだ野菜のソース。
ホワホワと口の中で溶ける。



小山薫堂氏のプロデュースだという。
店名といい店のロケーションといい
電話番号非公開という設定まで含め
人を引き付けるツボをおさえている。


実は予約の時5人で個室をお願いした。
後日電話がかかってきてマスター曰く
初めての方には個室はお勧めしないと。
ベランダ越しでタワーが見づらいとか。
細かい気配りに何度も感心させられた。


帆立の炙り焼き
黒七味の風味で。
ガツンとくる味わい。



海老とヤリイカフリット
セモリナ粉でカリカリに。
さらにスパイシーに味付け。
イラストより赤くて辛そう。



ズワイガニのグラタン
アツアツカニ肉がたっぷり。
カニはどう食べてもうまい。



クリスマス前とあってカップルが多い。
みんなドレスアップしてやる気満々だ。
食事と会話を楽しむのには最高の環境。
やがて店をあとにしてどこかへ消える。


ハンバーグステーキ
限定です!と銘打つ逸品。
見た目はイラストどおり。
粗引き肉の食感がうまい。



スパイシーなカレーライス
裏メニューと聞いて
食べずにいられない。
スパイシーでクセになる。



例によってワインを3本あけたが
これだけ食べて勘定はリーズナブル。


気づいたら今夜も我々だけ残った。
他に行く所もないので仕方ないか。
うまい料理と快いサービスの余韻。
午前0時タワーの消灯も見届けた。
タワシタ
電話番号非公開