恵比寿・モリ

紗栄子がブログでダルビッシュへの思い。
レンジャーズ入団と離婚の発表をうけて。
「私もファンとして羽ばたく彼を応援したい。
子どもが望む限り触れ合う機会も設ける。」


さて、恵比寿のフレンチ「モリ」である。
正式には「ラ・ベル・ブラッスリー・モリ」。
ブラッスリー」は「ビストロ」に近いのか。
フレンチの中でも気軽な庶民派レストラン。


恵比寿駅を出て線路脇の急坂を登りきった所。
昔は人通りのなかった道にも何軒か店がある。
白い扉と壁と「森」を象ったかわいらしい看板。
店構えはカジュアルだが料理は意外と本格的。



アミューズ
小さなほおずきをのせた
リエットのロールケーキ。
セミドライトマトのムース
とバジルのゼリー。
ラタトゥイユババロア



友達が先にコースを発注していた。
いきなり長い名前のメニューが連発。
とても覚えきれないのでメモをもらった。
レイアウトまできちんと再現されていた。



白レバーのパテ
奥は馬肉のタルタルと
グリュイエールチーズ。
牛の生乳を熱して造る
スイス産の硬質チーズ。



熟成黒豚のスープ
濃厚な熟成黒豚の旨味
スープに溶けてうまい。



シェフの解説にもしばしば登場する
「田園調布中勢以」は熟成肉の専門店。
但馬の黒毛和牛を一頭まるごと買い
4〜8週間かけてじっくり熟成する。


実現が難しいとされる豚の熟成肉
宮崎の養豚家と共同で開発したとか。
特別な肉と脂のうまみを合わせ持つ。
シェフ渾身のメニューに生かされる。


エゾ鹿のメンチカツ
中にはフォアグラとトリュフ。
ソースは赤ワインと黒胡椒で。
なんというぜいたくなメンチ。



「南の島豚」のロースト
宮崎産のブランド豚だという。
通常の倍の時間をかけて育てる。
肉はきめ細かく歯ごたえがある。



気さくなオーナーシェフの森茂彰さんは
かつてタイユバンロブションに籍を置き
フランス各地の有名店で修業した本格派。
本物の味を気軽に楽しめるよう提案する。


実は趣味はパソコンという意外な一面もある。
この日はバーチャルキーボードを見せられた。
小さな箱から赤い光のキーボードを映しだす。
スマホと連動して楽々入力できるスグレモノ。



トリッパとレンコンのトマト煮込みは
どうやら写真を撮り忘れてしまった。
酔って好きなものが出た時たまに。
それにしても結構な品数だと思う。


リゾット
ズワイガニカニみそと白菜
一休堂の京七味をひとつまみ
ふわふわのリゾットがしまる。
(ような気がする)



デザート
栗のブリュレとフォアグラのポワレ
種子島産安納芋のモンブランとチップス
最後までぜいたくな気分のフルコース。



駅のそばだが人通りの少ないエリア。
瀟洒な外観もあって隠れ家風である。
森シェフとパソコンの話でもしながら
カウンターで少人数が居心地がよい。
モリ
03−5942−6299