ブラッスリー・グー

レンジャーズのダルビッシュが公式戦デビュー。
立ち上がりの乱調などで大量5点を失うが
味方打線の援護を受けて初登板で初勝利。
やっぱり持ってる男は違うということか。


さて、神楽坂の「ブラッスリー・グー」である。
神楽坂駅から新潮社の前を過ぎて徒歩5分。
いわゆる繁華街からは少し離れた所にある。
赤い庇と赤い扉のややレトロな外観が目印。



赤と白のチェックのクロスも懐かしい。
所狭しと小さなテーブルが並べられる。
席についてみると隣の客と距離が近い。
それもまた「古き良き」雰囲気を漂わす。


前菜とメインとデザートをそれぞれ選ぶ。
このコースで2,980円と驚異のコスパ
何を選んでもしっかりと量があって満足。
さすがは長年客を惹きつける人気店だ。


オニオンのキッシュ
帆立貝と白身魚のムース添え
しっとりしたオニオンがたっぷり
つけあわせの野菜もフレッシュ。
サラダ感覚でいただける前菜。



牛舌のポワレ香草バターソース
ビックリするくらいでかいかたまり。
トロトロで信じられないやわらかさ。



キャベツ、エリンギ、しめじ、かぶ、
にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー
ベビーコーン、マッシュポテトを一緒に。
おなかいっぱいにならないわけがない。



20年来の仕事仲間4人が集まった。
「2年ぶりだね。あっという間だね。」
などと言って再会を喜び合いながら
ブログを見返したら4年ぶりだった!


牛頬肉の赤ワイン煮
友達が選んだ牛頬肉を特別に。
これが店一番の名物だと言う。
確かに誇らしげな頬肉の雄姿。
口の中でホロホロと崩れてゆく。



ほかの二人は真鯛ポワレと鴨のコンフィ。
4人でメインの料理を少しずつシェアする。
少しのつもりがそのうちにおなかにたまる。
デザートに移行するのにちょうどいい頃合。


クレームキャラメル
友達がサプライズで誕生日を祝ってくれた。
でもクレームキャラメルを選ぶとわかってた?



お店の人は私の誕生日など知る由もない。
「4人のお客のうち白髪の人が誕生日です。
その人が選んだデザートにロウソクを立てて。」
推理ドラマみたいな指示を予約の時にしてくれた。


4年ぶりのくせに誕生日を祝ってくれる仲間。
おもしろがってつきあってくれるお店も素敵。
きらびやかな店でもなく豪華な演出でもなく。
20年来の友達にふさわしいお祝いで泣けた。
ブラッスリー・グー
03−3268−7157