西麻布・ビストロボーテ

「原監督の進退の責任については問わない」
巨人軍の白石オーナーが昨夜見解を話した。
原監督は女性問題に関連して元暴力団員に
一億円を支払ったと週刊誌で報道されている。


さて、西麻布の「ビストロボーテ」である。
イデアにあふれたビストロがまた登場。
グルメストリートから少しだけ路地を入る。
庭木までもが見事なシンメトリーをつくる。



元「エキュレ」の後藤祐輔シェフが総料理長
「西麻布にこんな所が」的なシックな洋館で
まずは半地下とテラスで「ビストロボーテ」を。
先頃2階にガストロノミ「アムール」を開いた。


広々としたスペースにテーブルで25、6席。
前菜とメインとデザートから好きなものを選ぶ。
オープン間もないためか客はまばらだったが
なぜか中年の男だけのグループが多かった。


アミューズ
お好きなものをいくつでもどうぞ。
意表をつくアミューズの食べ放題。


そば粉のクレープ、ラタトゥイユ
自家製ドライトマト、ピクルス、
アスパラのババロア、オリーブ、
チーズのスティックパイの7種。



ポーションは小さいけどどれも本格的。
もちろんすべての種類をいただいたが
同じ皿をお代わりすることはなさそう?


前菜
極太グリーンアスパラガス
と帆立貝フレッシュトマト
アスパラの芯の歯ごたえと
プリプリの帆立貝を味わう。




友人が食べた春の前菜5種は
ポーチドエッグ、エスカルゴ、
新玉ねぎのポタージュ、パテ、
フォアグラのテリーヌと多彩。



シャルキュトリーの盛り合わせは
プロシュート、白レバー、サラミ、
パテ・ド・カンパーニュがたっぷり。



2階のガストロノミも評判は上々だとか。
カジュアルに日常使いできるビストロと
スペシャルな時間を過ごすガストロノミ。
2つのスタイルを古い洋館に詰め込んだ。


ブイヤベース
フレンチと言えばブイヤベースだ。
自分の中に変な思い込みがある。
エビ、いか、帆立、蛤、ムール貝
ひとり勝手に地中海の風を感じる。


じゃがいも、ニンニク、マスタード
ルイユと呼ばれる黄色いソースを
ブイヤベースに注いでグッと締まる。
奥はチーズをのせたブルスケッタ



あとからソースをたっぷりと
濃厚なブイヤベースの完成。



メイン料理の付け合わせも食べ放題。
五穀米のバターライス、トマトの煮込み、
じゃがいものピューレ、温野菜の4種類。


デザート
プルーンのコンポートに
バニラアイスを合わせて。
少し温かいのと冷たいのと
少し酸っぱいのと甘いのと。



贅沢な空間と工夫にあふれる料理。
味も分量もじゅうぶんで5,100円也。
同じ構成で昼は2,500円だという。
オシャレでもコスパにはこだわってゆく。


ビストロボーテ
03−3409−1331