恵比寿・森の机

米中が「パリ協定」批准を共同発表。
地球温暖化対策で「協調」を演出した。
世界の温室効果ガスの4割を輩出する
両国の批准で早期発効に大きく前進した。


さて、恵比寿の和食「森の机」である。
おなじみ恵比寿会の第3回例会となった。
メンバーも9人に増えてますます盛会だ。
今回初めて山手線を越え駅の西側に出た。


オープンしたアトレ西館の脇を抜けて
山手線西側に隣接する細い坂を上がる。
ちかごろはやりの恵比寿ヒルトップである。
若い人たちを引きつける新しい店が並ぶ。


少し手前のビルにビストロ「mori」がある。
案の定メンバーのうち何人かが間違えた。
聞けばビルの入り口「mori」の看板のところに
「『森の机』ではありません」と書いてあるとか。



「焼肉うしごろ」と同じ真新しいビル
真っ白で気持ちのいい内装の店は
和食というよりカフェのようである。
今回は新メンバーHさんのご推薦で。


ポテトサラダ


赤白緑のサラダ
赤ワインと白ワインと大葉のサラダ


恵比寿のニュースサイト「恵比寿新聞」のことを
メンバーに聞いたらほぼみんな知っていた。
日本初の女性写真家と言われる笹本恒子さん
彼女に取材した知られざる恵比寿の歴史。


明治の伊達町には竹久夢二や加藤静兒ら
著名な画家やデザイナーが多く住んでいた。
当時から「伊達跡画家村」などと呼ばれて
さしずめ東京カルチェラタンの様相だった。


鳥の唐揚げ


だし巻き玉子


オープンしたアトレ西館への厳しいご意見も。
地下にあるスーパーは高級な「ザ・ガーデン」。
1階のハンバーガー店は今も行列が絶えない。
中華の「ディンタイフォン」もそこそこお高い。


やっぱり恵比寿の地元民を支えるのは
定食「こづち」と焼き鳥「たつや」でしょう。
恵比寿2丁目あたりの再開発も気になる。
変わりゆく恵比寿の町から目が離せない。


きのこ鍋
夏場に鍋の画像はなにとぞご容赦を。
なにしろ今から半年前の宴会なので。


生キクラゲ、しめじ、えのき
はなびらだけ、なめこ、まいたけ
しいたけ、かきのきだけ、たもぎだけ。
そこに豆腐、油揚げ、豚肉など盛り沢山。


これを一気に鍋に入れれば
満杯の具材でぜいたくな気分。


頃合いでとろろを入れる。
とろみが独特の味わいに。


最後はやはり雑炊で〆る。
きのこの風味たっぷりに。


恵比寿会のメリットは歩いて帰れること。
駅のほうやら目黒のほうやら別れつつ
恵比寿ガーデンプレイスに向かいながら
線路沿いの怪しいゲーセンの脇を通る。


サッシに張り紙で「あそびば20」とある。
古いアーケードゲームが狭い店内に並ぶ。
10円単位で遊べる「昭和の遊技場」は
おとなでも楽しめてタイムスリップ感満載。


森の机
03−3710−8383