恵比寿・とりなご

北朝鮮がまたも弾道ミサイルを発射した。
飛行距離はおよそ500キロだったという。
今年に入って8回目文在寅政権下で2回目。
トランプ大統領の対話要請への反発か。


さて、恵比寿の和食「とりなご」である。
新年会を兼ねた恵比寿会第5回例会である。
駅からバス通りを三丁目方向に10分歩く。
恵比寿に詳しくない人にはわかりにくい場所。



今回もテレビ東京Sさんのご推薦の店。
「前を通るたび実は気になってました」
恵比寿の街を愛し恵比寿の店に詳しい。
間口は狭いが店内は奥行きが深くて驚く。


お通し
鶏ハムとワカメ梅酢和え


ポテトサラダ
ジャガイモは柔らかく


創業40年を数える京都福知山の鶏肉卸し
客に言われて作った鳥すき鍋が評判を呼び
いつの間にか鳥すき鍋の専門店になったとか。
サラリーマン、女子会、若い人でもう満卓だ。


アンジャッシュ渡部もお気に入りだとか
日テレの「行列」でも紹介されたそうだ。
そうまでなれば客はいくらでも入るだろう
駅から遠く裏路地に面した不便な立地だが。


鳥刺し
右から反時計回り
もも刺し
胸刺し
ささみ刺し


かも刺し
色合いがいい
かみごたえもいい


きゅうり
これはいわゆるもろきゅう


去年「東京カレンダーWeb」に連載された記事
多少背伸びしてでもブランディングのためならと
恵比寿に生息する恵比寿女子、通称「エビージョ」。
日夜、杉並女子や目黒女子との戦いを繰り広げる。


やがて見栄と虚飾にまみれた日々の生活に疲れ
人生の本当の価値を見出すことになるエビージョ・・
近ごろの恵比寿は「合コンの街」などと評され
賑やかさと引き換えにイメージが変わりつつある。


油淋鶏
鳥についてはなんでもある


とぼし
アタリメのような
ビーフジャーキーのような
マヨネーズとともに


鴨燻製
あぶらがのってうまい


ところで「東京カレンダー」最新号の特集は
なんと「大人は目黒で飲んでいる」である。
焼き鳥「鳥しき」など本格派の店を取り上げ
Webで「大人の目黒」特集を展開していた。


店の量と質において目黒に追いつかれることは
この先5年10年は考えられないとは思いつつ
東口「恵比寿市場」あたりの妙な熱気を見ると
ひと頃の「大人が去った渋谷」を思い出させる。


鴨すき
まずは山盛りのねぎ


次に鴨肉と鴨団子


ねぎと生姜でたっぷり出汁が出るので
つけだれはなくそのままで実にうまい。
鴨は15秒ねぎは5秒でいただくこと
鴨ねぎ鴨ねぎでこれが結構いそがしい。


〆に雑炊かうどんかラーメンの選択
腹いっぱいでも無理してラーメンを。


一品各種と鳥すきで一人7500円ほど
その上次回1000円割引券までついた。
うまい酒肴とまた来たいという満足感。
まだまだ目黒には負けないと思える店。


とりなご
03−5420−1075