恵比寿・筑紫樓

辺見えみり木村祐一夫妻が離婚した。
結婚からわずか2年という早さだった。
ブログでしばしば仲むつまじい様子が
伝えられていただけに驚きである。


「夫婦というより、仲間だったり、
親友だったりという繋がりで、
これからもお互いに頑張っていこう
という結論に達しました。」などと、
昨日のブログに記している


さて、恵比寿の中華「筑紫樓」である。
業界人御用達のフカヒレの名店である。
今までブログに書く機会を逸していた。



かつては恵比寿の東口にも店があった。
こぢんまりと、家庭的な雰囲気で
とても使いやすいいい店だったが
いつの間にかたたんでしまった。


そのかわり今では恵比寿西口店のほかに
広尾、銀座、丸の内、八重洲日本橋
都内に6店舗を展開する。
さらに八丈島には「筑紫荘」という
フカヒレを供するマリンリゾートを持つ。


棒々鶏
ピリ辛胡麻ダレがクセになる。
この胡麻ダレや水餃子の中味など
すべての料理に共通するダシがある。



フカヒレのエキスでも入っているのか?
恵比寿店のHPによるとダシの正体は
どうやら丸鶏を8時間かけて煮込んだ
特製白湯スープのようである。


水餃子
何があっても必ずたのむ。
プリプリの食感は抜群だ。
マイルドな味わいだが、
ほかとは明確な違いがある。
これも例のダシに秘密がある。



黄ニラともやし炒め
いつもご一緒するO城先輩の好物。
何気ない一品だが嫌味なくうまい。



イカとしいたけ炒め
こちらはしっかりXO醤で。



恵比寿店か広尾店かでいつも迷う。
味は恵比寿店が上と言う人がいる。
内装は恵比寿店が最近改装して互角。
スタッフの接客だけは広尾店が圧勝。


恵比寿店のスタッフは中国人が多い。
悪気はないが愛想笑いを一切しない。
いつも怒ったような顔で注文を聞き、
あいている皿を断りもなく片付ける。


その接客はドライと言えばドライ。
呼ばなければ来ないし、
必要なことしかしない。
かえって居心地がいいと言う人もいる。


鶏肉紅茶漬け揚げ物蒸しパン付き
甘い味噌と白ネギと一緒に
蒸しパンにはさんで食べる。



カニ肉と豆腐の塩味煮込み
しめの前にもう一品。
アッサリしたものほどうまい。



フカヒレ姿入り煮込みつゆそば
いつもは塩味の土鍋そば。
たまには醤油味でと思い。
たっぷりのタレに隠れているが
大ぶりのフカヒレが確かにある。
とても贅沢な気持ちになるシメ。



マンゴーココナツミルク
マンゴーの実の中に浸していただく。



恵比寿駅西口ロータリーの近く。
この辺には珍しくラブホが3軒。
我々の個室から入り口が見える。


その間少なくとも10組が入店。
(ずっと見てたのかっ!)
別にコソコソするでもなく普通に。
フランクな若者の街恵比寿の風景。


紹興酒を小さなデキャンタで2本。
4人で結構お腹一杯にいただいて
しめて30,000円。


外観や評判に聞く話ほど高くない。
業界人が便利に使いたがる理由だ。
筑紫樓
03−3760−0016