神楽坂・山ちゃん

滝川クリステルがニュースジャパン卒業。
「明日の自分と出会うため」とコメント。
今後のスケジュールについては未定とか。


さて、神楽坂の中華料理山ちゃんである。
神楽坂を上がり肉まんの五十番を右折。
50mほどで左側にゴテゴテした店が。



長いL字のカウンター。
奥に4人がけのテーブル。
無造作に貼られたメニュー。
街の中華料理屋のたたずまい。


お通し
もやしと春雨炒め。
何気ないメニューで絶品の味付け。
客が来るたびフライパンで炒める。
店の姿勢を表明する心のこもったお通し。



「B級グルメの会」のT先輩が
妙にうれしそうにやって来て曰く
「神楽坂の山ちゃん知ってる?」
「知らない」と答えると喜色満面。


今日は同期のYさんからも誘われた。
「神楽坂に山ちゃんって店があって。」
「この前T先輩が同じこと言ってた。
いい店見つけたから教えてあげると。」
「そもそも俺が教えてやったんだよ。」
このふたり日頃から情報源がかぶりがち。


餃子
手前は普通の焼き餃子。
奥は大葉入り焼き餃子。
外連味がまったくない。
オーソドックスな餃子。



飯田橋の「おけ以」から
神楽坂の「山ちゃん」へ
餃子のはしごという企画。
Yさんの餃子好きここに極まる。


先代の頃は見た目の通りラーメン屋だった。
今の主人になって居酒屋の要素が加わった。
いかにも酒を飲みそうな恰幅のいい二代目。
店の各所にそのマインドが表わされている。


たとえば「おつまみベスト10」一覧表。
今年7月に更新した最新のランキングだ。
よく見ると昨年の順位が小さく書かれる。
一口厚揚は2年連続の第一位だとわかる。



一口厚揚
かつぶしをかけ辛目のタレで。
外はカリカリ中はフワフワだ。
味わったことのない独特の食感。
2年連続第一位にも納得が行く。



ご主人の病気でしばらく店を休業した。
今は再開してほんのひと月ほどだとか。
血管がつまって急に倒れたのだと言う。
飲み過ぎだけにはお気をつけあそばせ。


麻婆豆腐
当店イチオシのメニュー。
麻婆豆腐だけで4種類。
こちらをご覧いただこう。



普通の麻婆豆腐で辛さ度5。
四川麻婆豆腐なら辛さ度10。
さらにノーマルから6倍まで。
店の常連客の中でも
6倍を注文するのは2人だけ。


こちらは普通の麻婆豆腐。
たっぷりのネギを添えて。
それでもそこそこ辛いが
濃厚で具だくさんでうまい。



辛さ度7の酸辣麻婆くらいなら
次回チャレンジしてもいいかも。


「神楽坂」なのに「中華料理」。
その上名前が「山ちゃん」である。
つっこみどころ満載の不思議な店。
安くてうまいB級グルメの真骨頂。
山ちゃん
03−5261−1828