幡ヶ谷・てっ平

続いてやってきたのは、もつ焼き「てっ平」
幡ヶ谷の駅ビルの裏の路地の一番奥にある。
たまたま前を通るようなことはない状況だ。
Y井さんも、大きな赤提灯が目に入って、
わざわざ路地の奥まで入ってみたと言う。



この1,2年の間のオープンらしい。
狭い店だが内装はモダンで小ぎれい。
最初に入った頃はいつもガラガラだったが、
今日はテーブルもカウンターも満員である。


ホッピーセット
もつ焼きにはこれが合う。
一気に居酒屋モードになる。



レバのたたき
よくあるあぶりレバ塩ではない。
外側にたたきの層が出来ている。
まるでカツオのように香ばしい。
出来たては温かくて実にうまい。



カシラ
塩で。
定番の豚のほほ肉。
肉々さを満喫する。



シロ
タレで。
ものすごい弾力。
ゴムのようなシロ。



ハラミ
塩で。
カシラを上回る食感。
また肉々しさを満喫。



Y井さんがブツブツ言っている。
「いつもより大ぶりになっている。
自分は小ぶりのほうが好きなのに
いつもより大ぶりになっている。」


気になって値段を調べてみたら
串一本120円だったものが
なんと150円に値上げされた。


Y井さんが思わず膝を叩く。
「ホラ心配したとおりだ。
お店もすっかり安定して、
行けると思って値上げしやがった。」


ハツ
塩で。
たたきと同じ要領で、
外はウェルダン、中はレア。
ひと串でふた通りの食感だ。



牛ハラミ
わさび醤油で。
当店の名物だ。
ひとり一本限定。
肉々さ、ここに極まれり。



代々木上原という高級住宅街に隣接し、
甲州街道北側に幡ヶ谷の商店街を擁し、
西原のあたりは懐の深い街になった。
安くてうまい店が多く集まっている。


ホルモン好きで知られる
美術部の孝之さんも絶賛。
ネットではまだ見かけないマニア店。
オペラシティー観劇のお帰りにぜひ。


3人で6,300円。
値上げを指摘したら
店主は苦笑いだった。
(つづく)
てっ平
03−3481−0039