三宿・板蕎麦山灯香

錦織圭全仏オープン初の8強入りで
日本男子として82年ぶりの快挙達成。
ここまですべてストレート勝ちと絶好調
次戦ツォンガを倒してベスト4を目指す。


さて、三宿のそば屋「板蕎麦山灯香」である。
店名をなんと読むのか気になっていたが
「さんとうこう」と普通に音読みするらしい。
意味も調べてみたがそんな言葉はなかった。



上馬の交差点の近くでとてもわかりやすい。
驚くべきはなんととなりもそば屋だということ。
「大むら」は昼の定食屋「山灯香」は夜の居酒屋。
となりどうしで実に上手に住み分けられている。



恵比寿の「香り屋」「うどん山長」は姉妹店。
最近広島にも店を出すなど意外と手広い。
個室もないしガラス越しで中が丸見えなのに
場所柄かタレントや有名人もよく来るらしい。


アスパラのおひたし
ネギとかつお節でさっぱりと。



ささ身と茄子の梅おろし和え
梅の味わいが上品なおつまみ。




まぐろのなめろう
実は蕎麦の揚げたのが効いてる。



時間帯によっては外で待つことも。
三宿はとにかくどこも客層が若く
カップル、グループなどさまざまだ。
意外と男同士が多いのも気になる。


だし巻き玉子
甘くて濃い目の出汁の味
あさつきをたっぷりかけて。



蕎麦米
塩味の蕎麦の実の素揚げは
食べ始めると止まらないけど
どんぶりごとおかわりできる。
持って帰ってお茶漬けにかけたい。



天ぷら盛り合わせ
えびとねぎまとアスパラ
もう一品の野菜はカブか。



板蕎麦は山形県内陸部のご当地そば
ざるでもせいろでもなく木箱でふるまう。
底が見えるので少ないのかと思いきや
木箱がとても大きいので結構量がある。


お試し蕎麦切り
もり汁と胡麻だれを半分づつお試し
そばは太蕎麦か細蕎麦かを選べる。
掛け合わせると4通りの組み合わせ。
いろんな味でまず飽きることがない。


もり汁も濃いが胡麻だれはもっと濃い。
そばはつなぎが少なめでそばらしく
特に太麺はコシが強く食感が楽しい。
好みは分かれるが私は嫌いじゃない。


11時過ぎて客がガラリと入れ替わる。
遅い時間の客はさらに若くてにぎやか。
相変わらず男のふたり連れも目につく。
そば屋がすっかり居酒屋らしくなってきた。


そこへ会社の後輩が3人組でご来店。
私に気づかず上司の悪口を言い出した。
どこまで居酒屋気分を満喫するのか・・・

私は気づかれないようにそっと店を出た。


板蕎麦山灯香
03−5779−3670