恵比寿・バンデルオーラ
日本舞踊市川流の「市川會三大襲名披露」が初日を迎え
よく通る大きな声で大舞台で口上を述べた麗禾ちゃん
見守っていた海老蔵は「変な汗かきました」と照れた。
さて、恵比寿のイタリアン「バンデルオーラ」である。
前回からおよそ5か月ぶり恒例恵比寿会の例会である。
メンバーが順番に恵比寿のおススメの店を推してくる。
家の近くで美味しい店のコレクションが増える楽しさ。
明るくて広めの店内にゆったりとテーブルが並ぶ37席。
三々五々私たちが集まった時間にはすでに満席で賑わう。
メンバー9席ぶんは早めの予約でないとおさえられない。
意外と年齢層が高くしかも男性が多いのはこの日だけか。
パン
ごまの風味
あとでいろいろ使える
前菜盛り合わせ
いちぢく、サラミ
タコのカルパッチョ
トマトとモッツァレラ
自慢の前菜がいろいろと
魚介のフリット
イカ、稚鮎、エビ
カジキマグロ
パン粉と香草で
単独のメニューもある
ビストロ「ポブイユ」のあった所と思ったら2軒隣
勘違いしているお客さんが多いとお店のスタッフも。
実際には有限会社宇田屋吉水という表具屋だった所
表具屋は地下に移り4年前におしゃれな店が出来た。
一方「ポブイユ」は創業14年を経て昨年リニューアル
「バンデルオーラ」出店の影響もあったのかも知れない。
新店「ル・キャトルズ」はビストロと自然派ワインの店
恵比寿の飲食店激戦区を生き抜くのは簡単ではないのだ。
トラーパニ風のクスクス
トラーパニはシチリアの州都
ブイヤベースをぶっかけて
スプーンでワシワシ食うなど
クスクスのイメージを一新する
スープにパンをひたしてまたうまい
恵比寿、広尾で話題の飲食店はいろいろあるけれど
明治通りに彗星のように現れた「coyacoya」
オーナーシェフはそれまで調理の経験がまったくなく
自分の食べたい中華料理を出したらこれが大ヒット。
早くも予約困難な店となった「coyacoya」に
メンバーのOさんの奥様がワインを入れているという
そのコネで次回の恵比寿会が出来ないかと盛り上がる
カウンターのみ13席の店なので貸し切れないと無理。
ピーチパスタ
うずらの肉を細かくほぐして
濃厚なクリームソースにした
モチモチのパスタをほおばると
上品な白トリュフがふわりと香る
話好きのオーナーに開店の経緯などいろいろとうかがう。
今でこそ繁盛しているが初めの1,2年は苦労したとか
スタートはタコ公園前の「イル・ボッカローネ」だった
昔はよく行ったのでもしかしたら会っているかも知れない。
デザート
クスクスのドルチェ
ねっとりと複雑な味わい
和菓子感覚で楽しんでほしいと
白金「モレスク」の姉妹店「ポブイユ」が一世を風靡して
「イル・ボッカローネ」で修業した男が2軒隣に出店して
今度は「ポブイユ」が「ル・キャトルズ」に模様替えして
それが恵比寿の奥の住宅街の中で日々繰り広げられている。
ひとり7,000円から8,000円くらいでじゅうぶん。
仲間と賑やかに食べてオーナーのお話込みならなお楽しい。
バンデルオーラ
050-5589-2333