恵比寿・鶏敏

石川遼が初めての「タイガー超え」。
男子ゴルフの最新世界ランキング。
とは言え石川遼は43位で変わらず。
タイガーがついに44位に後退した。


さて、恵比寿の炭火焼鳥「鶏敏」である。
この6月にオープンしたばかりの新店。
食べログの口コミもまだ2件しかない。
店の前を通るたび気にはなっていた。


「韓国料理ワンス」「俺のハンバーグ山本」
「ラーメンちょろり」「デリツィオーゾ・イタリア」
細い路地の奥まで人気店がひしめく。
とても明るくて中が妙によく見える店。



お通し
自家製お豆腐とお新香。
鶏スープがついて
席料として700円。



レバ
お店のおすすめ。
豊満肉厚なレバ。
苦手と言う人にも。



だんご
お店のおすすめその2。
つなぎを使わないつくね。
噛むほどに肉汁があふれる。



ぼんちり
アツアツをほおばると
ほふほふと口に広がる。



L字のカウンターとテーブル2つ。
12、3人も入ればいっぱいの店だ。
新しい店はきれいで気持ち良いが
明るすぎるのがどうしても気になる。


暗くすれば大人っぽく雰囲気も出るし
外からも見えにくくなって良いと思う。
このたたずまいからは想像しにくいが
BGMはずっと松田聖子が流れていた。


茄子
香ばしい焼き茄子。
アクセントにいい。



白レバーペースト
ガーリックトーストで。
冷えたワインとともに。



焼き手は新橋の「鶏繁」の出身だとか。
ひとりもくもくと焼き場で炭火と向き合う。
スタッフは厨房に2人とフロアに1人。
前職が気になる中年の男たちである。


フロアの男性がまたやけに声がでかい。
店中に聞こえる声で注文をくり返す。
この店は「明るさ」がモットーなのか。
駅前の赤提灯みたいな接客も惜しい。


ハツモト
希少部位もいろいろ。
今日のおすすめはこれ。
鶏の動脈の食感を楽しむ。



ちょうちん
隣の人がうまそうに食う。
それを見てつい誘われた。
黄身の甘味とレバの旨味。



チーズ
これまたワインが進む。
サイドディッシュも充実。



たっぷり食べてワインを飲んで2人で1万円。
近所にあって予約もできてかなり便利。
焼き鳥もうまいがとにかくあか抜けない。
まずはBGMからの改善をおすすめする。
鶏敏
03−6277−4385